どうも、としです。
せどりの資金について話をしていこうと思います。
今回の話は「本当に自分にもせどりってできるのかな?」という不安を抱えている人に、読んでほしい内容になっています。
せどりって資金の部分が、一番問題になってくる部分になってくるんですよね。
実際に僕自身も以前やっていたジャンルでは、資金がないことが理由で目標としている利益が出なかったということもありました。
ジャンルによって必要資金が大きく変わってきます。なので、しっかり資金の部分の知識をつけてもらって、自分がやるべきことをやってほしいと思います。
ちなみに、、僕がやっているジャンルは、資金がほとんど状態からできます。そのジャンルを4年ほどやっていて、今は安定的に50万ほどの収益が出ている状態です。
この内容については、最後にまた話をしていきますね。
今日の内容を大きく分けると、この3つになります。
- ジャンル別の必要資金について
- なぜその資金が必要なのか?
- 資金なしでせどりはできないのか?
資金の問題って、せどりでは結構死活問題になります。
最初にこれをしっているかどうかで、せどりをちゃんと続けられるかが決まるので、ぜひしっかり今日の知識を身につけてくださいね。
せどりの資金をジャンル別に詳しく解説
まずは最初に僕の経験上で、だいたいこのくらいは絶対に必要だよなーという金額をざっと書いておきます。
- 家電などの高価格商品:600〜900万
- 上のジャンルの低価格商品:300〜750万
- おもちゃ:200〜450万
- ゲーム:90〜180万
- ジャンク品:40〜90万
- 高価格帯の本:100万
- セット本:40〜60万
- 低価格本:30万円
これ以外にもあるのは、あるのですが、低価格か高価格に入ると考えてください。
厳密にはクレジット枠と現金では、ちょっと変わってくるのですが、だいたいこのくらい必要だよというのを掴んでもらえるといいかなと思います。
ゲームから下が資金が少ない理由
ゲームより下になってくると、資金が少なくなっているのがわかると思います。
これの理由としては『中古品』を扱うようになるからです。やっぱり新品に比べて中古品は利益率が高くなってきます。
なので新品のみの商品と比べて資金が少なくて済みます。
●新品商品が利益率が低い理由
せどりは、店舗やネットショップの商品とAmazonの販売価格の価格差を見つけて、その価格差がある商品を仕入れてくる。
Amazonは販売力があるので、仕入れてきた商品をAmazonで販売すると、店舗で安くなっていた商品でも、Amazonでは通常の価格で売れる。
新品は、この価格差が小さいので、利益率が低くなる。
なぜその資金が必要なのかを解説
ここからは、その資金が必要な理由について話をしていきます。
理由は、、
- 商品の販売期間
- 仕入れから見た利益率
この2つから計算をしています。
ただここからもっと重要なことがキャッシュフロー(資金回収)という部分になります。
商品を仕入れたときにかかった資金を、販売することで、いつ回収できるかの意味で使っています。
キャッシュフローが早ければ、資金に余裕を持って仕入れができます。
だけど逆にキャッシュフローが遅い場合には、その間は商品を現金ではなくて、商品として持っているので、実際には手元からお金が減っている状態になります。
キャッシュフローがよければ、販売したお金から仕入れをしたりすることもできます。
なので、、
【キャッシュフローがいい=資金が少なくて済む】
ちなみにキャッシュフローの詳しい話はこちら。
これを最初に知識として入れておくと、かなりせどりがわかりやすくなると思います。
では、実際にジャンルごとにどうやって必要資金を出したかを確認していきますね。
30万円を稼ぐために必要な資金として計算していきます。
家電などの高価格ジャンルのせどり資金
販売期間:3ヶ月
利益率:10%
30万円稼ぐためには、利益率が10%なので300万円の仕入れが必要。
安定的に稼ぐためには、販売期間の3ヶ月間同じように仕入れる必要があります。
必要資金:600〜900万円
単純に考えれば300万円×3ヶ月で900万円なのですが、その間に売れていく商品もあるので、幅を持たせています。
この考えは全ジャンルの資金計算で使っています。
低価格ジャンルのせどり資金
販売期間:5ヶ月
利益率:20%
30万円稼ぐためには、利益率が20%なので150万円の仕入れが必要。
安定的に稼ぐためには、販売期間の5ヶ月間同じように仕入れる必要があります。
必要資金:300〜750万円
低価格のジャンルについては、10%もあれば30%の利益率の商品もあります。
どこの価格帯を狙うかによって、少し資金が変わってきてしまうので、すこし多めに幅を持たせています。
おもちゃジャンルのせどり資金
販売期間:3ヶ月
利益率:20%
30万円稼ぐためには、利益率が20%なので150万円の仕入れが必要。
安定的に稼ぐためには、販売期間の3ヶ月間同じように仕入れる必要があります。
必要資金:200〜450万円
ゲームジャンルのせどり資金
販売期間:3ヶ月
利益率:50%
30万円稼ぐためには、利益率が50%なので60万円の仕入れが必要。
安定的に稼ぐためには、販売期間の3ヶ月間同じように仕入れる必要があります。
必要資金:90〜180万円
ジャンクジャンルのせどり資金
販売期間:3ヶ月
利益率:100%
30万円稼ぐためには、利益率が100%なので30万円の仕入れが必要。
安定的に稼ぐためには、販売期間の3ヶ月間同じように仕入れる必要があります。
必要資金:40〜90万円
ジャンク品は、直すことができる商品が購入してきた商品の半分くらいと言われています。
1商品だけで利益率を考えてしまうと、200%くらいになってしまうのですが、半分は直せないと仮定して、その半分の100%にしてあります。
高価格本ジャンルのせどり資金
販売期間:1〜1.5ヶ月
利益率:30%
30万円稼ぐためには、利益率が30%なので100万円の仕入れが必要。
必要資金:100万円
セット本ジャンルのせどり資金
販売期間:3ヶ月
利益率:150%
30万円稼ぐためには、利益率が150%なので20万円の仕入れが必要。
安定的に稼ぐためには、販売期間の3ヶ月間同じように仕入れる必要があります。
必要資金:40〜万円
ただしセット本の場合には、揃わない限り出品ができないです。
なのでもっと販売期間が伸びる可能性があります。
最近よく、「としさんはセット本についてどう思いますか?」と聞かれるので、ちょっと感想です。
個人的にセット本をやってみた感想を話すと、抜け巻を探す手間などを考えると、片っ端から利益が出るタイトルの本を仕入れるくらいやらないと安定的な利益は出ないかなという感じです。
保管スペースを取って、なおかつリスクがそこそこ高い割に、安定しないなという感じでした。
低価格本ジャンルのせどり資金
販売期間:1ヶ月
利益率:100%
30万円稼ぐためには、利益率が100%なので30万円の仕入れが必要。
必要資金:30万円
資金なしではできないのか?
資金が全くなしの状態で、せどりをするのはさすがに無理です。
なんですが、例えば資金はないけどクレジット枠があるという場合には、キャッシュフローのいいものならできます。
というのも、クレジットの支払日までに売り上げを作って、その売り上げから支払いをできるからです。
じゃあそれがどのジャンルかというと、、
もうわかりますよね。
低価格本になります。
資金なしでできるのは低価格本
最初に話しをした、僕が安定的に50万ほど利益出しているジャンルが、この低価格の本になります。
単Cとかいったりします。
ちなみにどんな感じで仕入れが出来るかという部分については、こちらの記事で1ヶ月分の仕入れ状況を書いてあります。
僕は、このジャンルのことを割のいいバイトと表現することが多いです。
●実際にこんな人たちがいました
- クレカの枠だけで月利30万円を達成した人
- クレカの枠が少しと資金が数万で稼ぎ続けている人
- 資金が5万の状態から安定的に稼ぎを出した人
など低価格の本の場合には、僕を含めて資金がない状態から稼げるようになった方がたくさんいます。
ということで、今回はせどりの資金についての話でした。
資金についての知識がない状態でせどりを始めてしまうと、結構悲惨です。
僕は家電せどりをやっていた時には、資金を200万円クレジット枠で用意したのですが、仕入れがうまくいかずに借金するかもというところまでいきました。
せどりって稼ぐにはすごく簡単なのですが、それは自分にあったジャンルをやるという前提が必要です。
今日の資金の知識をしっかり頭に入れて、自分に出来るジャンルを選択してくださいね。
動画で解説しています。
●関連記事