なかなかショックな出来事のメールがAmazonから来ましたね。
メディア商品の手数料値上げ!!
といいたい部分ではあるんですが、まぁ色々考えたら「大丈夫かな」という見解に僕はなりました。
今日は「なぜ僕が大丈夫と思うのか?」部分について話をしていきますね。
2019/2/8追記
結局なんだかんだ本せどりで稼ぎ続けています。
2019年の現状を動画とテキストでまとめているので、最近の本せどりについて知りたい方はこちらからみてくださいね。
Amazonで本の手数料が値上げ
今回起こる内容としては10月の下旬からAmazonの手数料が上がるという話ですね。
書籍だけじゃなくてCD/DVDも上がるみたいですが、
最近はCD/DVDは出品規制もあるので、
書籍に絞って話をさせてもらいますね。
内容はこちらですね。
今までのAmazonの手数料って
商品価格×15%(販売手数料)+60円(カテゴリー成約料)という形だったんですね。
正確には確かカテゴリー成約料
だから自己配送でやる場合には257円の配送料には一切手数料がかからなかったわけです。
1円売りの場合はこの257円がそのまま自分にはいるから赤字にならなかったんですよ。
だけど今回これが
(商品価格+送料)×15%(販売手数料)+80円(カテゴリー成約料)という形になっています。
20円上がっているように見えますが、実際には今までと同じなら送料の257円にも15%手数料がかかるので、
『257円の15%→約40円』
これにカテゴリー成約料の20円なので『60円』今までよりも余計に手数料がかかるということです。
これ知らない人が多いんだけど手数料にもちゃっかり消費税が組み込まれているので気をつけてくださいね。
仮に1円+257円という今までの最安値で考えるとこんな感じ
●今まで
手数料:1円×15%+60円→約61円…8%プラスで65円
入金はいくら?:258円-65円=193円
そこから経費と仕入れ単価を引く:193円までなら最安値でも赤字なし!
●今後
手数料:258円×0.15+80円→約119円…8%プラスで129円
入金はいくら?:258円-129円=129円
差額は・・・64円
ううむ、64円が今までの利益からなくなるのか…。
と思ってしまうのですが・・・。
あまり気にしない方向で
でも別にあまり気にしなくていいのかなと思ってしまうんですよね。
というのもこれって誰か1人が上がっているわけではなく、メディア商品を販売している人たち全員の配送料が上がっているということですよね。
ということは結局のところ相場が上がるだけで、なんら変わらないんじゃないですかね?
もし手数料が上がるのなら、その分商品の単価も自然と上がっていくわけですよ。
でっ、商品単価が上がっていけば仕入れられる商品も増えるから結局稼げる金額ってそこまで変化しないんじゃないかなと僕は思っています。
確かにブックオフもAmazon価格を意識して値段をつけているので、一時は値段が上がって仕入れがしにくくなる可能性もあります。
でもAmazonの方が落ち着いてくれば、そのときにブックオフ内では「商品が売れない!」ということが起きて、そのうち一斉値下げでも起こります。
この時めちゃくちゃいいですよね。
Amazonでは相場が上がって高く売れる
→ブックオフでは売れずに108円まで価格が落ちる
『めちゃめちゃ仕入れられる!!!』
これがいつ来るかはわかりませんが、今までの流れから見ていると確かに一時は少し収入が落ちるかもしれないです。
だけどそのうち変わらない状況になるんだろうなと思います。
いや、これが家電やCDみたいに「出品自体ができない」となってしまったら終了ですが、今回の場合は全体の値上げですからね。
ビジネスって相対市場なので
「他の人と条件が同じなら変わらず稼げるんじゃないの?」
と僕は思っています。
本せどりの今後は?
今回は配送料をこっちで決められるという仕組みもできるようです。
これ「むしろ追い風じゃね?」とか思ってしまいました。
だって今まで1円プラス257円ではびこっていた本を安く売る事も可能なわけですよね。
まぁこういう考えをする僕みたいな輩がいると相場が下がるんですよね。
でもこうやって今まで売れなくて不良在庫になってしまったような商品でも、販売機会が出るわけですよ。
というか基本的にそこまで僕のところでは底値で売っているってなかったので、送料いくらにしようが結局値段変わらなんでしょと思うわけです。
最安値においているだけなので、100円プラス送料300円の400円で販売しようが、200円プラス送料200円の400円で販売しようが購入者の側からしたら関係ないですからね。
だけどこれ撤退する人続出するんだろうなと思います。
ぱっと見でやばそうじゃないですか。
60円以上値上げということは4000冊とか販売するなら24万円が今までの利益からなくなるということですからね。
こう考えたら無理ですよね。
仮に今まで4000冊で50万円ほどの利益だった場合、26万円まで利益が落ちるわけですからね。
ちょっと言っていいですか…。
「ふざけんな!Amazon●ね!」
と言いたい気持ちになりますね。
僕も今こうやって頭の中で整理するまではやばいなと思いました。
かなり前になりますが、僕が本せどりやる前にもこういう値上げがあった時に「本せどり終了説」が流れてやめる人が続出したんですよね。
でもその中でも続けている人が残存利益で美味しいどこどりしている。
ちなみに僕はその時はやっていないけど、その後参入して美味しいどこどりしていた側です。
これ知っているので、結局みんな本せどりから撤退していく動きになったら、その分の利益が逆に上乗せされてくるんじゃないのかなと。
あれ?そうしたらこの情報って発信しないほうがいいのか?
まぁ僕のブログの力なんてたかが知れているだろうww
ちなみに参考までにこれまでの本せどりの動きはこんな感じです。
1.FBAで他と差別化して高くゆっくり売って利益を出す方法
これがだいたいせどり全盛期の時ですね。
話を聞く限りバカみたいに儲かったらしいですよ。
ただその分やっている人も今の比じゃないくらいいて、結局1人あたりの稼げる金額はそこまで大きくないというね。
2.自己配送の1円売りで配送料が高かったので、その配送料で利益を出す方法
FBAの手数料が上がったことによって、徐々に本せどりが衰退を始めた頃ですね。
だけど確かその時の本の配送料って今よりもかなり高かったわけです。
いくらだったのかは僕はよく知らないんですが、仮に300円だとしても1円売りで50円くらい利益出ますからね。
そりゃあ儲かるわな。
だけど送料が257円に下がり撤退者続出・・・。
3.手数料が高くなって、配送料が安くなって撤退している人が多く
その配送料のなかでも利益が出る本を効率よく仕入れて販売する方法
ここが僕が参入した時ですね。
手数料も高いし、配送料も安くなってきていて僕が始めた頃には『本せどりはもう稼げない!』という情報がはびこっていました。
僕も一時はそれを受けてやっていなかった時期もありましたが、結局ちゃんとやってみたら稼げるじゃんという感じ。
僕自身は昔を知らないので、昔はもっと稼げたんだとか言われても「ふーん」で終わってしまうんですよね。
だって知らないし、今もちゃんと稼げているんで。
4.???
そして今回手数料の大幅値上げということですね。
今後の動きに対する対策
動き方としては
- 今まで通り257円の配送料にして販売する
- 配送料をその分高くして販売する
- いっそのこと配送料を無料にして商品価格で価格を決める
- FBAに切り替えていく
ちょっと見ていきますね。
上3つはほどんと同じになりますね。
ただ上でも話したようにお客さんは一番安い商品を購入します。
なので正直どれでもいい。
価格改定ツールが対応できる部分に合わせて使っていけばいいのかなと思います。
もう1つの案としては
『自己配送ではなくFBAで販売する』
これも1つの選択かなと思います。
自己配送とFBAの価格差が今までは大きすぎたのでFBAが稼ぎにくかったのですが、手数料値上げでちょっとその差が少なくなりますよね。
そうなればある程度はFBAも売れていきます。
手間がない分、FBAという選択も1つの視野に入れていくといいかもしれないですね。
という感じなので、ここまで読んでいてもう本せどりが終わりと思った人が大多数だと思います。
個人的におそらく11月に本せどりをやっている人って今の半分くらいかなーって思ってます。
そうなるとむしろ追い風になる部分もあるだろうなと僕は思っています。
毎回こうやってAmazonの改定によって「終わりだ」っていう感じで情報が流れるんですよね。
その度にせどらーの人数がすごい減少しているみたいです。
今回も終わりっていう情報が流れるかなと思います。
だけど結局のところ、毎回その場に応じた稼ぎ方ってものが存在していて市場の稼げる限度額に違いはあれど、市場規模が小さければ参入する人も1人あたりの稼げる金額は大きくなる。
逆に市場規模が拡大すれば稼げる金額は大きくなるけど参入者が多くなって1人あたりの稼げる金額は少なくなる。
500万稼げる市場で10人いたら1人あたり50万円
1000万稼げる市場に20人いたら1人あたり50万円
こんな感じですね。
結局最後には同じ金額が稼げるようになっているんだろうなと思います。
ではでは僕が今回の手数料の値上げに関して思うことを書いてみました。
PS.
11/10に書いた記事になります。
直近の仕入れ状況をこちらで書いておいたので参考になれば。